2025.06.04
地域創生ディレクター 高橋 奈那
自分らしく働きながら、 山形の「いいところ」を
知ってもらうきっかけづくりをしていきたい

プロフィール

山形県・村山市出身。東北学院大の経営学部を卒業後、県内の不動産・観光事業の会社に就職。交通や不動産事業の管理や総務業務などを担当する。4年ほど勤めた後、2024年にローカルブライトに転職。地方創生ディレクターとして、山辺町を担当。趣味はバンドのライブやフェスに行くこと。

ローカルブライトにジョインするまで

県内の高校を卒業後、仙台市にある東北学院大に進学。大学で、大手雑貨店と産学連携しているサークルに入り、商品企画などに携わった。その活動がとても楽しくて、こういった仕事ができたらと考えていた。

また、山形を離れたことで、山形の人たちのあたたかさや居心地のよさをあらためて感じるきっかけとなった。山形の人たちのために働きたいと思いながら、就職活動を進めて地元企業に就職。本社の総務、不動産事業部での物件の管理などを担当した。

もともとは観光施設の企画や広報などの仕事がしたいと就職したのだが、大きい組織だったこともあり、なかなか希望がかなわない状況だった。そんな中で、いちプロジェクトとして、観光施設のイベント企画に携わることができ、そういう新しいことに挑戦できる仕事に魅力を感じた。そして、たまたまプロジェクトとしてかかわることはできたが、この会社でやりたいことが本業としてできるようになるのはずっと先になってしまうという危機感を持つようになった。

ジョインを決めた理由

そんな時に、Instagramで山形の人材会社がローカルブライトを紹介している投稿を目にした。「地元の村山にこんな会社があるの!」とビビッときて、そのまますぐに人材会社にメールで問い合わせをした。前職は規律を重んじる社風の会社だったが、ローカルブライトは令和らしい柔軟な組織風土を持つ会社だと感じた。新しいチャレンジができたり、時代に合わせた自由度の高い働き方ができると思った。

その後、役員3人の最終面接に進んでいった。3人の話から、仕事を楽しいと思っているのがすごく伝わってきた。その楽しそうに働く姿を見て、働くことへの価値観が良い方向へ変わっていった。また、私が小学4年の頃仙台市から村山市に転校してきた時に、友人をはじめ、地域の方たちによくしてもらった。その方々への恩返しのためにも、地元の活性化にも携われる、「ここで働きたい!」と強く思った。

ローカルブライトでの今

以前まで尾花沢市と山辺町の受付センター業務にも携わり、問い合わせ業務や発注業務を行っていた。現在は地域創生ディレクターとして、受付センター業務で行っていたことが、事業者さんとの打ち合わせの際や実務的な部分で活きているなと感じている。関わる人が大切にしている想いを丁寧に汲み取りながら、それをかたちにして伝えていけるディレクターを目指している。

CEOの鈴木が、よく「個性を爆発させてほしい」と言っている。そう言ってもらえると挑戦しやすく、やりたいことがあった時に「やりたい!」と積極的に言える環境だ。新たな視点を広げるためにも、少しでも興味のある分野には一歩踏み出して、自分なりの挑戦をしていきたい。

「心をデザインする。」とは、人にいい影響を与えること。まだまだ分からないことが多いが、謙虚な姿勢や素直な気持ちで、人との接し方を大切にしながら仕事をしてきたい。

これからのこと

ローカルブライトはチームで動くことを大切にしている。チーム内で密に情報共有が行われるため、業務の進行がスムーズになり、困った時にすぐ相談できる環境が整っている。チームでフォローし合う文化のため、無理のない働き方ができ、プライベートの両立もしやすくなっている。プライベートの状況が変わってもこれからも自分らしく、楽しく働いていきたいと思っている。

山形には、進学や就職で県外に出て行ってしまう若い子たちが多い。今かかわっている、ふるさと納税支援を通して、地元のものを紹介したり、自治体の寄附額を増やすことで、「山形っていいところ」「山形にこんな魅力的なものがあるんだ」というのを知ってもらうきっかけづくりに貢献していきたいと思っている。