2025.03.06
CS TEAM リーダー 阿保 優佳
LBは「枠を超えてやってみよう」という環境。
自分を制限しない生き方をしていきたい

プロフィール

広島県・東広島市出身。高校までを広島で過ごし、高校卒業後に上京して明治大学理工学部の応用化学科に進学。同大学の大学院を経て、都内の大手食品会社に入社。夫との結婚を機に退職し、山形に移住する。山形県内の企業に転職するも、物足りなさを感じて転職活動をしていた中で、ローカルブライトに出会い2024年5月にジョイン。

ローカルブライトにジョインするまで

化学が得意で将来は化粧品の研究がしたいと理系を選択し、大学は明治大理工学部の応用化学科に進学。大学4年の時に骨転移ガンの治療法の研究に関わった。もともとは院には進まずに就職するつもりで就活もしていたが、やっと研究を深く理解できるようになり、できることも増えたことで研究に対する楽しさを感じ、大学院に進学することに決めた。

卒業後は都内の大手食品会社に就職し、冷凍食品を開発する部署に配属された。2年ほど経ったころ、当時同じ会社に勤めていた夫との結婚を機に私は退職を決め、夫の仕事の拠点である山形に移住した。山形に来てからは派遣社員として製薬会社に就職。しかし、物足りなさを感じて転職活動を始めた。

ジョインを決めた理由

当時、転職の軸として持っていたのが、どんな仕事をするかよりも、働く人たちの雰囲気のよさ。それから、夫は全国転勤の可能性がある仕事なので、山形にずっといることは難しく、この点は転職活動のネックになると思っていた。だからこそ、それでも受け入れてくれる会社を探したいと考えていた。

そんななか、人材エージェントからローカルブライトを紹介してもらった。面談で今後の転勤の可能性を伝えると、役員陣から「今はまだ整えられていないが、様々な働き方の選択肢をつくっていけるからチャレンジしてみて」という提案をもらった。メンバーの状況に合わせて働き方をつくっていくという新しい考え方を持っている会社だと感じたし、その必要性をわかってはいても実現できている会社は少ないと思う。でもローカルブライトは本気で取り組もうとしていると感じた。自分の状況から、希望の仕事に就くのは難しいのではと後ろ向きになっていたが、大丈夫なんだと思わせてくれた。また、働く人たちの雰囲気のよさも面接の中で感じた。面接という場だったにもかかわらず、会話のキャッチボールがまさに心地いい雰囲気だなと思った。

私の母は化粧品会社の美容部員をしていたが、私の出産を機に仕事を辞めた。母からは「後悔はないけど、当時は仕事との両立はできなかった」という話を聞いた。私も今後の人生設計を考える中で、いろいろな分岐点があると思うが、仕事を辞めたいかと言われればそうではない。長く働き続けたいという思いから、就活の時は女性の働きやすさを企業選びの軸にもしていた。しかし、これまで働いてきた環境では、制度はあったが、たとえば育休から復職したら必ず時短勤務という形で、「女性ならこれ」「ワーママならこれ」というような考えが当たり前であり、そういう部分を変えたいと感じていた。

こういった経験から女性の働き方やワークライフバランスに興味があった。今後、夫の転勤を機に山形を離れる状況の私自身が、ローカルブライトで新しい働き方を実現することで、そういった会社の制度の分野にかかわれることも魅力に感じ、2024年5月にジョインすることを決めた。

ローカルブライトでの今

今は、ふるさと納税の問い合わせ業務の仕組みづくりや業務管理、プロデューサーとしてチームの業務推進の管理、ディレクターとして寄附額アップに向けた取り組みなど、様々な方面からふるさと納税業務に関わっている。小さい会社で、まだまだ業務量的にハードなところはあるが、自分が「主」となって動いてメンバーを育成すること、仕組みをつくることなど、主体的に行動できる環境・立場で、とても充実している。社会人になって初めてリーダーの役割を担い、「こういうことがやりたかったんだ」と発見できている。

「心をデザインする。」は、まず周りに対しては、心地よい感情、モチベーションを上げる感情を与えることだと思っている。人の気持ちを読み取りながら、自分にできることを見つけて、うまくフォローしていける存在になりたい。そして自分に対しての「心をデザインする。」は、自分を充実させることだととらえている。やりたいことをやって自分を充実させることが「心をデザインする。」ことにつながると思っている。

これからのこと

ローカルブライト内の体制の基盤づくりを進めたい。今、ふるさと納税業務に多方面から関われていて、だからこその視点を持つことができている。その強みを活かして、よりローカルブライトがより良い方向へ進んでいけるよう、ふるさと納税業務に限らず提案をしていきたい。また、新卒で入社した会社での製品開発の経験を活かして、商品開発にもかかわりたい。社内プロジェクトとして動き始めているところだ。

長期的には、働き方に関する仕事に携わってみたい。ローカルブライトは、「枠を超えてやってみよう」「何でもやってみよう」という環境。性別などは関係なく、誰もがやりがいのある働き方が実現できるための取り組みをやっていきたい。まだ具体的なイメージはないが、ローカルブライトの外にも発信していけたらと考えている。

これからも自分を制限しない生き方をしていきたい。以前は「転勤があるから仕方ない」と制限をかけた選択をしたが、その選択では楽しくならないことを実感した。ローカルブライトに入って、夫から「前向きに変わった、楽しそう」と言われる。これから、さまざまな変化があるかもしれないが、「自分が楽しめること」を軸に生きていきたい。